マグロ初競り7420万円で「すしざんまい」6連覇

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東京・築地市場で5日朝、マグロの初競りが行われ、212キロの青森県大間産クロマグロをすしチェーン「すしざんまい」を運営する喜代村が7420万円で競り落とした。

同社による最高額の競り落としは2012年から6年連続。昨年(200キロ)の1400万円から約5倍の高額落札は、記録のある1999年以降で2番目となった。


初競りは、記録が残る中では13年の1億5540万円に次ぐ7420万円の高額競り落としで正月らしい派手さを見せた。

記者団に囲まれ“ヒーローインタビュー”となった、喜代村の木村清社長(64)は「少し高いが、いいマグロを競り落とせた」と満足げ。これで6連覇となる。

喜代村は初競りで、04年から07年まで4年連続で最高額で競り落とし。08~11年は香港のすしチェーンが取って代わり、12年から再び喜代村に。同年は東日本大震災後最初の初競りで、「日本の縁起物を外国には渡さない」として、当時最高の5649万円で獲得。13年には1億円を突破し大きなニュースになった。