小栗旬&西島秀俊、強力タッグで骨太アクション “構想5年”の企画実現

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俳優の小栗旬西島秀俊関西テレビ・フジテレビ系2017年4月期の火曜よる9時ドラマ「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班(仮題)」で、民放連続ドラマ初共演を果たす。

今作は、直木賞作家・金城一紀氏が手掛ける骨太なアクションエンターテインメント。家を揺るがす規格外の事件に立ち向かう、規格外の男たちの活躍を描く。

テロリスト、政治家、新興宗教、軍事スパイと、相手は想像をはるかに超える脅威ばかり。刻々とタイムリミットが迫る中、驚がくの展開が息つく暇もなく繰り広げられる。

 

小栗旬が2年半ぶりの連ドラ主演 構想に5年

小栗が演じるのは、公安機動捜査隊特捜班の稲見朗。小栗にとっては、2014年10月期の「信長協奏曲」以来2年半ぶりのテレビドラマ主演作となる。

さらに、稲見と共に特捜班に所属する田丸三郎を西島が演じる。

原案・脚本を手掛ける金城氏は、「GO「で直木賞を受賞。映像作品では映画「フライ,ダディ,フライ」や、「SP」シリーズ、小栗が主演を務めた「BORDER 警視庁捜査一課殺人犯捜査第4係」などの話題作を生み出しきた。

今作は、小栗を主演に据えて5年前から構想を練ってきた作品となる。

 

◆規格外の敵に立ち向かう

稲見や田丸が所属する特捜班は、各分野のスペシャリストが結集した警察庁警備局長直轄の秘密部隊。常識では計れない事件に脅かされる現代で、高度な政治的案件を扱うとともに、時には国家や政府の「汚れ仕事」もこなす組織。

人に言えない過去を持つ特捜班の面々が、自身の正義感と現実の間に挟まれ、苦悩しながらぶつかっていく姿を描く。

政治家殺害をたくらむテロリストや新興宗教団体、軍事スパイ、麻薬密売組織、そして本来国民を守るべき政治家も時として彼らの敵に。

うごめく巨悪と政治的な思惑とが絡まり合う国家の危機に、規格外の男たちが立ち向かう。

金城ならではの緻密な設定と情報を元に構築された一話完結型ストーリーの今作。

刻々とタイムリミットが近づく危機的状況で奮闘する特捜班の姿を、臨場感と迫力ある映像によって描き、ハラハラドキドキを味わえるエンターテインメント作品となっている。

 

小栗旬西島秀俊の役どころは?

小栗が演じる稲見は、元自衛隊員の捜査員。自衛隊時代のある特殊任務で心に深い傷を負い、除隊した過去があるが、それを隠すように周囲に明るく接している。

一方、西島が演じる田丸は、真面目で常にストイックな捜査員。かつて所属していた公安部外事課では、アジア関係のスパイ摘発や新興宗教団体に協力者を潜り込ませて動向を監視する任務に就いていたが、ある事件がきっかけとなり異動を命じられ、その後特捜班に引き抜かれた。

 

◆1年前からアクションの訓練

時に周囲の想像を超える派手な立ち回りで犯人を制圧する稲見と、常に冷静沈着な動きで犯人を追い詰める田丸。タイプは異なるが高い格闘スキルと判断力と正義感を持つ2人が繰り広げる激しい格闘シーンもドラマの見どころの一つ。

「カリ・シラット」という武術を習得している金城自身がアクションの監修を務め、さらに今作のために、小栗と西島は1年前から金城のもとで訓練を受けてきた。

壮大なプロジェクトとなる今作について、小栗は「何年か前に初めてこの企画の輪郭を聞いた時からいつか必ずやりたいと思っていましたが、実現することは難しいだろうと半ば諦めかけていたので、本当にここまで辿り着けて、とにかく携わっている全ての方々に感謝しています」と感激しきり。

西島については「以前お会いした時に『いつかアクションのある面白いものをやろう』と話をしていたので、こういう形で実現できてとても嬉しく思います」と共演実現を喜んでいる。

また、西島はアクションについて「普通の現場ならOKが出ているところでも、もっと質の高い動きを求められてなかなかOKを出してくれないので、僕は日々へこむ毎日です(笑)」と苦戦しているよう。

それでも「やっぱり小栗君のアクションがすごくて、文字通り体を張ったアクションに挑んでいますのでぜひ注目して欲しいです」とアピールし、そんな小栗について「『この現場を座長として引っ張っていくんだ』という力をすごく感じるし、みんなが小栗君のために動いているのは彼の魅力だと思います」と語り、賛辞を贈った。