トランプ氏と孫氏が会談、ソフトバンク米で5兆円超投資へ

ソフトバンクグループの孫正義社長は、ニューヨークのトランプタワーでトランプ次期大統領と会談し、アメリカ国内での総額5兆円を超える投資を申し出ました。


「彼はこの業界で偉大な男だよ。本当にありがとう」(トランプ次期大統領)

 

「(トランプ氏は)ビジネスマンとしての経験がありますから、よく政治家にありがちな話をするだけではなくて、本当に実行してくれる予感がします」(ソフトバンクグループ 孫正義社長)

 

会談はトランプ次期大統領と孫社長のほか、数人が同席する形でおよそ45分行われました。

会談の中で、孫氏がアメリカ国内での総額5兆円を超える投資と5万人の雇用の創出を申し出たところ、トランプ氏は「日本とアメリカはさらに友好関係が深まるのではないか」と歓迎する意向を示したということです。

 

また、両者はアメリカ国内の通信業界の再編問題は話していないというものの、トランプ氏から「これから一般的にさまざまな規制緩和を行っていく」という発言があったということです。